三鷹駅前3分の武蔵野眼科(レーザー飛蚊症治療、白内障日帰り手術、抗VEGF治療 アトロピン点眼)

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小児近視抑制治療

小児近視抑制治療
(低濃度アトロピン点眼)
について

近視について

日本では現在「近視大国」と言われ、二人に一人が近視であると言われています。近視は目に入った光が網膜の前方にピントを結んでしまう状態で、眼球が前後方向に伸び、ピントの位置がずれることで生じる軸性近視と呼ばれるものがほとんどです。

近視

これは主に小児期に進行し、軸性近視が進むと元に戻すことはできません。そのため、近視の進行を抑制するためには眼軸の伸びを抑えることが重要です。
軽度の近視は心配ありませんが、近視が進行して強度な近視になると黄斑変性症、網膜剥離、緑内障などの眼疾患に発展する可能性があり、視力障害の主要な原因となることがあります。

焦点
正常な焦点
焦点
焦点は網膜の手前

アトロピン点眼の効果

副交感神経抑制剤であるアトロピン点眼薬には眼軸の進展を抑制する効果があり、近視の進行を遅らせる薬としての効果が確認されています。このためアトロピン1%点眼を使用した近視治療は1960年代から試みられていますが、散瞳(瞳孔が拡がる状態)によるまぶしさ、目の調節機能(ピントを合わせる機能)の低下による読み書きの困難、アレルギー症状などの副作用があり、普及しませんでした。

近年、日本と同様に近視大国であるシンガポールの国立眼科センターから、1日1回の低濃度アトロピン点眼が軸性近視の進行抑制効果があるという報告が出されました。0.01%という極めて低濃度のアトロピン点眼には副作用がほとんどないことが確認され、シンガポールでは製剤として販売され、臨床応用されています。

当院でも、この近視抑制用に製造された低濃度アトロピン点眼薬を輸入し、小児期の近視進行抑制治療を実施しております。

治療の効果と限界について

本治療は軸性近視の進行抑制を目的とするものであって、近視が全く進行しないというわけではありません。効果の判定には、白内障手術前に実施される眼軸長計測装置を用い眼軸長を計測します。この測定結果から、点眼作用による軸性近視の抑制効果が確認できれば、この治療を継続することになります。抑制効果が現れるのは点眼を使用している期間だけで、中止するとその効果は失われてしまします。

また、万一副作用が発現した場合には、速やかに点眼を中止していただく必要があります。

治療の対象

対象
  • 12歳以下の学童
  • 中等度(-6D)以下の近視の方
  • 3か月ごとの定期通院が可能な方
治療に使う点眼薬
  • 0.01%アトロピン点眼薬5ml(なお本薬剤は、健康保険適応外の未承認薬剤であり、シンガポールで製造された薬剤の輸入品となります)
  • 使用方法:就寝前 両眼1日1回点眼(1か月1本使い切り)
 アストロピン点眼薬
0.01%アトロピン点眼薬5ml

費用について

低濃度アトロピン点眼
検査費用
3,000円
低濃度アトロピン点眼薬費 2,500円/1本

経過フォロー

初診 ▶︎ 1か月目 ▶︎ 3か月目 ▶︎ 6か月目 ▶︎ 1年目


その後は6か月ごとに診療を受けていただきます。

武蔵野眼科 概要

ABOUT

院長 永井知子
(日本眼科学会眼科専門医)
名誉院長 近藤義之
(日本眼科学会眼科専門医)
(レーザービトレオライシス研究会認定 指導医 ほか)
理事長 今野公士
(日本眼科学会眼科専門医)
(日本涙道涙液学会理事 ほか)
医師/スタッフ 20名以上
住所 東京都武蔵野市中町1-24-15
メディパーク中町4階
電話 0422(52)3344
アクセス JR中央線三鷹町駅北口徒歩3分
グループ
クリニック
八王子友愛眼科宇津木友愛眼科

診療時間

CONSULTATION HOURS

診療
時間
日・祝
9:00 ~12:30 ※1
14:00 ~17:30 ※2

※1 水曜日の午前中は手術日となっており、混雑が予想されますので、ご来院前にお電話いただきますようお願い致します。

※2 土曜日午後は15:30までの診療になります。

※予約時間は緊急の住診や手術等、諸事情により
遅れる場合もございます。

※受付は診療終了時間の30分前までにお願い致します。

外来休診日 日曜日、祝祭日

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